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最遊記 feat.VOCALOIDS 「ぶっとび! DTM」 第五話
 9日の悟浄お誕生日には何かうpしたかったのですが。ええ、9日までに、悟浄登場回である五話をうpしたかったです。
 それにしても、何というか、殿を出したとたん色々と羽目を外しすぎです自分。鬼畜な殿は書きたかったので(今まで書いた殿は単なる「おかしい人」でしたから)楽しすぎでした。「愛しているぞカイトぉぉ!」と叫んで切りかかるとか、あー、ガンスミにいたね、こんな人w
 自分の書く殿兄は基本的に「へたれアホ×漢前」って…58と一緒ではないですかorz

「やっと役者が出揃いました。そんな第五話」
「さっきは不意打ち過ぎたんで、何も出来ずに固まってしまったんですけれど、次は大丈夫だと思います」
 カイトはしっかりした声で言った。
「あ、そういえばさっき、アンとプリマと神威がつるんで…って言ってたよな。プリマって何者か知らないけれど、やっぱりそっち側から来た奴なんだろ。だったらそれってまずくね?」
 俺の言葉に、メイコさんは「よく気づいたわね」と肯いた。
「そう、いつでも約定に基いた戦いを向こうの都合がいいときに仕掛けられるわ」
 ミクもやっと事態のまずさに気づいたらしく、「あ」と呟いた。
「しばらく様子を見るつもりであんた達と距離をおいていたんだけど、そうも言ってられなくなったってわけ」
「問題は、向こうはどれだけ連携しているのかということでしょうね。メイコさんによると、この三人はそれぞれ別々の勢力から送り込まれているらしいですし」
 八戒さんが言った。
「そういえば、自己紹介がまだでしたね。僕は猪八戒といいます。三蔵先輩とは同じ大学なんですよ、学部は違いますが」
「名前だけなら知ってたぜ。去年の首席合格者は凄いって噂は嫌でも耳に入ってきたからな」
 イケメンな上に頭もいいのか。天は二物を与えたな。
「なあ、どんだけの連中がこっちに来てるんだ?」
 俺の問いに、カイトはあっさりと答えた。
「わかりません」
「え」
「こちらの世界への道が出来たことで、どれだけの同胞がやって来たのか、どの勢力がどれだけの人員を送り込んだのかは、送り込まれた僕たちは知らされていないんです」
「まあ、今のところ最大勢力といっていいのは、私たち5人じゃない?」
 そうなんだ。って、え…? じゃあ、俺たち側にもまだいたのか?
「5人って…お姉ちゃん…?」
「残りはリンとレンよ」
「「ええええええええーーーーー!」」
 兄妹の驚愕の声が仲良くハモった。
「でもあの子たちは、まだ子供じゃないですか」
 カイトが言ったけど、ミクもまだ子供じゃないのか。
「リンとレンは、こちらに来る資格を持てる歳じゃないの」
 俺の考えを読んだかのように、ミクが言った。ミクはこっちに来てもいい年齢なんだ。
「他の勢力もここぞとばかり送り込むわ便乗組も出るわだから、二人一組ならよし、という特例が認められたのよ。二人で一人前といわれているけれど、あの子たちは十分ひとりでもやれるわ」
 メイコさんが説明している最中、遠くからゴゴゴゴゴゴ…と地響きのような音が聞こえてきた。
「これはまさか…!」
 慌てるカイト。また新たな敵か?!

 どがっしゃーーーーーん!!!!!

 大音響と共に、壁が崩れ落ちた。巻き上がった土煙と埃がおさまると、そこには俺よりひとつかふたつ位年下の男女が。双子なんだろう、髪型と服装以外はそっくりだ。
「やっほー、カイにぃ」
「ミクねぇ、久しぶり」
 女の子の方はにこやかに、男の方はむっつりと声をかけてきた。

 どこっ。ぼかっ。

 次の瞬間、メイコさんの鉄拳がそいつらの頭に炸裂した。
「あ・ん・た・ら・はー! TPOってやつをわきまえなさい!」
 ものすごい勢いのメイコさんの怒声にも、臆した様子はない。
「えー、でもー、マスターがインパクトある登場した方が勝ちじゃね? って言ってたんだもん」
 女の子がそう言うと、メイコさんは彼女の足元に目をやった。女の子の足元には、ボロ雑巾のようになった赤毛の男が倒れている。
 メイコさんは赤毛の男の胸倉をつかんで無理矢理引き起こした。
「こじょっちぃ?」
「あ、メイコちゃぁ?ん」
 赤毛のチャラい男は、引き起こしたのがメイコさんだとわかると、にへらっと笑ってみせた。
「おいコラ、この子たちの暴走を抑えるのもマスターであるアンタの仕事でしょー!」
 ああやっぱり、双子が電次元から来たやつらで、チャラ男がマスターか。
「女の子の方がリン、男の子がレンよ。でもってこの馬鹿がマスターの沙悟浄」
「僕と悟浄は、元々友人同士だったんですよ」
 と八戒さん。
「ねえねえミクちゃん、どっちがミクちゃんのマスター? かっこいい方? かわいい方?」
 かっこいい方ってのが三蔵のことでかわいい方ってのは俺のことか。うー、どう見ても自分より年下の女の子に「かわいい」って言われるのは何だか複雑だぞっ。
「かわいいほうー」
 ミクまでそんなこと言うか。
「そっかー。かわいいマスターでよかったねミクちゃん」
「うんっ」
「うちのマスターは黙ってればカッコ良く見えなくもないけど、アホなんだー」
 悟浄さんはアホなのか。見れば、まだメイコさんに胸倉つかまれて説教されていて、八戒さんがまあまあと宥めている。
「ええと、壁と屋根直しておきますね」
 カイトが歌いだすと、周囲に青い光が満ちた。うわぁ、綺麗な声だなぁ!
 そして映像を逆再生させたかのように元に戻っていく。

 壁と屋根が直ったので、とりあえずそれぞれ自己紹介した。三蔵は大学内でも目立っているので有名人らしく、八戒は三蔵のことを知っていたそうだ。八戒と悟浄は幼馴染で現在はルームシェア中なんだとか。
「現在私たちが掴んでいる他の連中の動向だけど」
 と、メイコさん。
「アン神威プリマがつるんでる。ハクは独自行動。ネルは何故かこちらの社会に紛れ込んでバイトにいそしんでいる」
 最後のは何だそれは。
「他の坊さんどもや重音一味なんかの連中はちょっと掴みきれなかったわ」
 なんか色々いるんだな。どうしよう、未来(さき)が見えない。

今回のBGM


この話のリンはこの曲のイメージで


この話のレンはこれらの曲のイメージで

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【2008/11/22 02:24】 | 二次創作 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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酒とカレー粉の日々


酒と辛いものを愛するヲタクな劣等遊民・紅沙まみみ(あかしゃ・?)のダラダラな日々。酒とカレー以外では、峰倉かずや作品・チャンピオン系作品・魔法先生ネギま!とVocaloidの話題が多し。

プロフィール

紅沙まみみ

Author:紅沙まみみ
 紅沙は「あかしゃ」と読ませます。
 酒と辛いものが好きな劣等遊民。初めてBL萌えしたのは幼稚園の時、「宇○鉄○キョー○イ○」を観て、という筋金入りのダメ腐女子。
 心の広い配偶者と息子2人(愛称は仔豚ちゃん)に恵まれるも、ダメ人間っぷりに変わりはなく。
 好きなビールはヱビス。煙草はアークロイヤル。一応清水エスパルスのファン。最近ではすっかりニコ厨。
ツイッターID:m_akasya

連絡等は mamimiあっとlive.jp まで。

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