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わちょーい! ノーカット版
 はい、今回の日記はここに来て生存確認しているリアル友人には何じゃこりゃあなブツですよー。
 ええ、某青いののSNSにて掻き散らかしている「マシーナ・カンツェールト」というSSの第三話、それのノーカット版をうpなのです。
 そこでSSをあげるにあたって紅沙は「R-18はあげない」という「俺ルール」を決めてしまったので、軽くせっくす描写のある第三話はえっちシーンをカットしたものをあげました。で、こっちにノーカット版をあげておいて「閲覧は自己責任で!」というわけなのです。

 ぬるいけれどR-18ですからねー。がちほもw ですからねー。第三話のみですからねー。おk?
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「マシーナ・カンツェールト #3」


「鏖にしてきたそうだな。…私の命令は、アキムの奪還と示威行為だった筈だが」
 畏まって立っているピノッキオに、イリイチは静かに問いかけた。
「だってあの人たち、アキムさんを殺しちゃってたんですよ。いずれ掃除する予定のところだったから、丁度よかったんじゃないですか」
「…まあいいだろう。予定が少々前倒しになったと思えばいい。…こっちへおいで」
 ピノッキオは、おそるおそるイリイチに近づいた。
「マスター…おこってますか?」
「怒ってはいないよ。それと、以前にも言っただろう、アチェーツ(父様)と呼びなさい」
 イリイチはピノッキオを膝上に抱き寄せると彼の青黒い髪に指を入れた。
「かわいいピノッキオ、彼らに祝福は与えられたかね」
「よく、わかりません。あの人たちは下品で煩くて、一目見て嫌いになってしまったから…」
「いけないよ。全ての者に等しく祝福を与えなければね。お前はそのために「在る」のだから」
 ピノッキオの襟元を寛げ、白い肌に指を這わせる。
「アチェーツ、何をするのですか」
「ピノッキオ、着ているものを脱いで…私に身を任せていなさい」
 命じられるままに全て脱ぎ捨てると、再びイリイチの膝上に座った。
 薄い筋肉のついた、少年から青年に移り変わる絶妙な時期の肢体にまんべんなくイリイチの指が這う。
「アチェーツ、アチェーツ、気持ち悪いです」
 イリイチの舌の感触に耐えられず、ピノッキオは悲鳴を上げた。かまわず奥の窄まりに差し込まれた指の感触に、声にならない悲鳴があがる。
「な、にを…」
「力を抜きなさい」
 未知の感覚に恐怖しながらも、ピノッキオは素直に従おうとした。だが、震えが止まらない。
 それでも、プログラムされた身体反射によって彼の後ろは徐々にほぐれていく。
「これから何をするんですか」
 その問いに答えは与えられず、後孔に熱い塊が押し付けられた。
「ッーーーーーーー!」
 ピノッキオはただ、声にならない悲鳴をあげることしかもうできなかった。



「旦那、隠したってわかりますよ。アンタ、そっちの趣味の人でしょ…」
 背後から抱きつきながら、わざと耳に息を吹きかけるように囁いてくる。
 そういえばこいつ、一昨日からこっち私を見る目が妙だったな…とカイトは冷静に考えた。
 カイトが黙っているのをいいことに調子付いた男は無遠慮にアオザイの下に手を入れてくる。
「同類ってやつは、何となくわかるモンですよ」
 さらにズボンの中にまで手を入れてきた。
「おや旦那、下着履いてないんですか」
 握りこまれて擦られる。
「私と、したいんですか」
 カイトは静かに言った。
「そりゃあ、勿論…旦那みたいな別嬪、そうそういるもんじゃない」
「別にかまいませんけどね…するのは好きですし。…でも、突っ込まれるのは趣味じゃないんですよ」
 そう言うと、男の手首を掴んだ。
「い、ててっ」
 そのまま捩じ上げ、男を壁に押し付ける。
「勃たせてくれたお陰で、余計な手間が省けましたよ」
「ちょ、ちょっとま…」
「したいんでしょ…してあげますよ」
 カイトは冷たい笑みを浮かべた。

 壁に押し付けた男が苦悶の声をあげるのをどこ吹く風でカイトは腰を動かした。
「やっぱり何もしないで突っ込むとキツいですね」
 淡々と呟いて男の前を握り、指を動かす。
「ぎゃあぎゃあ言ってないで、もう少し自分で動いたらどうです。したかったんでしょ」
 指で無理矢理昂ぶらせ射精に導く。男の孔がひくつき、強く締め付けた。

「客分にちょっかい出そうなんて、何考えてるんですか。馬鹿ですか」
 足元に転がって激痛に呻いている男をカイトは冷たく見下ろした。
「若頭さんには内緒にしておいてあげます。むしろ抜いてあげたんだから感謝して下さいよ」
 直ぐ近くの納戸に叩き込み、踵をかえすと邸外に出る。
「蒼鷲(カンジゥ)の旦那、どこへ」
「すぐに戻りますよ」
 門を出ると塀に凭れかかり携帯電話を取り出した。
「…私です。ええと、特に用はないんですけれど…声が聞きたくなったんですよ…それだけじゃ駄目ですか。ほんとにもう、貴方はいないし変な目で見られるし、3日目にして嫌になっちゃってます」
 カイトの黒いアオザイの裾が風に舞った。
「こっちは心もち、横浜より寒い気がしますよ。…また、声を聞きたくなったら電話します。それじゃあ」
 通話を終えて携帯をしまい顔をあげると、見知った人物が彼の横にいた。
「おい」
 アカイトは、不機嫌そうにカイトに話しかけた。
「おや、どうしました」
「偶々見かけただけだよ…お前が今出てきた「そこ」は、どういうところだかわかってんのか」
「文車(ふぐるま)組の組長宅ですね、関東トップクラスの規模のヤクザです」
 淡々とカイトは答えた。
「特定の組織に肩入れはしねえんじゃなかったのか」
「そのつもりでいるんですけどね、状況がちょっと特殊なもので」



「服を着なさい、ピノッキオ」
 イリイチは、床に力なく倒れたピノッキオに語りかけた。
「今のは、お前が私のものだという証の行為だよ。どうだったかね」
「よくわからない…いたいし、こわい、です」
「それでいい。お前が確かなものとして感じる快楽は、ただひとつだけだ」
 身なりを整えたピノッキオに、イリイチは数枚の写真を渡した。
「可愛い子…」
 名門女子中学のセーラー服を着た少女が写っている。長い黒髪をきっちり三つ編みに纏め、幼いながらも凛とした雰囲気がある。
「3年程前の写真だ。あと2週間で18になる」
「アチェーツ、この子に祝福を?」
「そう。その娘の死はこの街に戦争を呼ぶ。戦争による「無意味な死」を「祝福された死」に変えるために…この娘には特別な祝福を与えなければね」



「先月、文車組の組長さんが亡くなったんですけれど。まあそれ自体は病死ですからね、何の問題もないんです」
「問題は…跡目か」
 カイトは肯いた。
「そうです。ただ、死を覚悟した組長さんは跡目を指名しておきました。2年前、余命宣告を受けた際に「一人娘が18歳になった際に組の全てを譲る」と《ヒロシマ》宛に書状を送ったんですよ」
「ヤクザの世界で女がトップに立つってのはこのご時世でも無茶じゃねぇのか」
 アカイトの指摘は至極もっともだ。
「だから、いずれは《ヒロシマ》から組長さんの兄弟分の係累のお婿さんを迎えるつもりでの権力委譲なんですよ」
「ま、確かにヤクザ組織の殆どは《大阪》や《ヒロシマ》に根っ子があるからな…伸ばしてきた枝が変わるだけか」
「ええ、文車組も元々は西の組織ですからね。で、正式な権力委譲まであと10日ほどあるんですよ」
「その間にその娘に何かあったら…文車組がトップを失うことによって、裏社会の均衡が崩れるってことか」
 カイトは静かに肯いた。
「そういうことです。最近、ロシアン・マフィアを始めとする欧州の組織が本格的に手を伸ばしてきましたからね。しかしそこであからさまなことをしては色々と差しさわりがあるということで、こっそり信頼できる傭兵を雇うことにしたわけですよ」
「大体の状況は納得したがよ…おまえはそれでいいのか。主義を曲げて特定の組織につくってのはよ」
「この世界で生きていく上での私の主義は、ただひとつですよ。「善人になることができないなら、むしろ必要悪になった方がいい」です」
 その言葉に、アカイトは呆然とした。
「どうしました」
「いや…何でもない」
 カイトはアカイトに背を向けた。
「それじゃあ、もう戻らないと。あまりお嬢さんの傍を離れるわけにはいきませんからね」

 その背中を見送りながら、アカイトは呟いた。口元には皮肉っぽい笑みが浮かんでいる。
「何てこった。あいつと…あの悪魔みたいな奴と同じことを言いやがった。…そうだよ、誰かに似ていると薄々思ってたけど…そうか…」
 空を見上げ、誰にも聴こえない小さな声で宣言した。
「ああ俺、今でも愛しているぜ、海…」

 邸内に戻ったカイトに、一人の男が声をかけた。
「蒼鷲の旦那」
「あなたは…ええと、龍太さんでしたか」
「タツ、でいいっすよ。他の連中もそう呼んでるっす。それより旦那…」
 タツは声を潜めた。
「旦那に無礼をはたらいたアイツは、きっちりヤキいれておきやますんで」
「あ、もう見つかっちゃいましたか」
 涼しい顔で答えたカイトを見て、きまり悪そうにタツは頭を掻いた。
「申し訳ないっす…あれだけ旦那の腕を見せ付けられておきながら、妙な気起こすたぁとんでもねえ」
「まあ、たまにいるんですよ。外見でしか見ない人って…面倒だから、若頭さんには内緒にしておきましょう」
「有難いっす…どうぞ」
 タツは、カイトに煙草を差し出した。
「一昨日、叶和圓(イェヘユァン)の匂いがしたんで…渋い趣味っすね」
(私が好んでいるわけではないんですけどね)
 内心苦笑しつつも、カイトは煙草を受け取った。
「それと、蒼鷲とかご大層な二つ名で呼ぶ必要はありませんよ。私の名はカイト。ただの、カイトです」
「カイトさん…ですか。爽やかな、いい名じゃないっすか」
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酒とカレー粉の日々


酒と辛いものを愛するヲタクな劣等遊民・紅沙まみみ(あかしゃ・?)のダラダラな日々。酒とカレー以外では、峰倉かずや作品・チャンピオン系作品・魔法先生ネギま!とVocaloidの話題が多し。

プロフィール

紅沙まみみ

Author:紅沙まみみ
 紅沙は「あかしゃ」と読ませます。
 酒と辛いものが好きな劣等遊民。初めてBL萌えしたのは幼稚園の時、「宇○鉄○キョー○イ○」を観て、という筋金入りのダメ腐女子。
 心の広い配偶者と息子2人(愛称は仔豚ちゃん)に恵まれるも、ダメ人間っぷりに変わりはなく。
 好きなビールはヱビス。煙草はアークロイヤル。一応清水エスパルスのファン。最近ではすっかりニコ厨。
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連絡等は mamimiあっとlive.jp まで。

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